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8月屋久島研修 「口永良部島サバイバル」

 

この金ダライはなんでしょう?

 

ヒント 今僕は船に乗っています

 

 

正解は吐瀉物キャッチャーです

 

 

僕は今屋久島からフェリーで100分の口永良部島にいます!

 

口永良部へのフェリー「太陽」は揺れることで有名です

 

あーしんどかった!!
口永良部島は人口100人の島で、診療所はありますが看護師さんだけ常駐していて、月に2回栗生診療所から往診に行っています

 

今週は先生にお願いして先に1人で入島して島で医師1人の気持ちを1週間体験させてもらいにきました!

 

口永良部島は海がとても綺麗で

 

様々な潮が流れ込むため色んな種類の魚にちょっと潜るだけで出会えます

また海亀も沢山泳いでるので一緒に海亀と海の中をお散歩できます!

 

唯一のショップのJAは5時には閉まるので

 

 

地元の漁師さんに水銃をお借りして今日の晩御飯を獲りに行きました!

 

初潜りにして大成功!

泊まってる公民館の前でお魚を焼いてると

泊まっている公民館

 

 

猫さんがやってきました

 

 

島の猫はみんな丸々と太ってました

 

そして星が綺麗!

 

小徳初めて赤とか青とか、星に色があることを認識しました!

 

 

火山があるので温泉もあります!

 

 

 

 

口永良部島は2014年に噴火して一旦住人がいなくなりましたがこの前避難警報が解除され徐々に住民が戻ってきています

 

 

口永良部島は

 

島には5時に閉まるJAしかなくて、船は1日1便屋久島からの船しかなくて、お医者さんもいない、本当に不便な島

 

 

でも、そこにはとても綺麗な海と火の山と星と温泉があって

 

100人の島だから人と人との繋がりがとても深く

 

みんな家族のように助け合って生きていて

 

「都会の大勢の中のいなくてもいいような1人」

じゃなくて

「100人のメンバーの中の1人」

として自分が存在している実感がもてる

だから島に帰ってきた

 

って方もいました

 

 

たしかに都会と比べたら生活するのが不便ですが住民の方が戻ってきちゃう理由もわかる気がします
鹿児島には26の人が住んでいる島がありますが、その半分くらいがお医者さんのいない島です

 

人口100人の島に医師は贅沢でしょうか?

 

数字でしか判断しない大人にはなりたくないですなー

 

口永良部島は雪は降らないけど、星の降る素敵な島でした

8月屋久島研修「屋久島のDr.コトー」

はやいもので、屋久島の栗生診療所での研修も2週間が過ぎました!

 

鹿児島市医師会病院研修医の小徳です!

 

栗生は人口400人くらいの集落で

 

患者さんも1日20人くらいしか来ないのでとても暇暇していると

 

川崎先生に

 

 

「屋久島徳洲会をみてきなさい!勉強になるよ!」

 

と言われ屋久島徳洲会病院に見学に行くことにしました!

 

大きくて綺麗!屋久島の人口は13000人ですが屋久島徳洲会病院は140床と大きく屋久島での医療の中心となっています

 

病室からは屋久島の海が一望できる

 

島とは思えないくらい最新の医療機器は揃ってるし

 

カルテがこの音声で書けるという近未来!

 

そして院長先生が素敵!

 

現代のまさしくDr.コトー!

 

循環器内科出身だけど普通に虫垂炎の手術やら上下部カメラをやってポリープ切除もするし、硬膜下血腫の穿頭術もする

 

 

そして優しくて外来で行列ができるけど先生の優しさに癒されて、待ち時間が長くて怒りながら入ってきたおばあちゃんも帰りには笑いながら帰っていきます

 

 

そして外来の患者さんと患者さんの間で病棟の患者さんの腎瘻造設術をものの数分でやって、また普通にニコニコしながら外来を続ける先生は凄過ぎる、、
ことく「先生はなんでそんなに何でもできるんですか」

 

 

院長「離島では台風がきたら本土にヘリコプターで運べないでしょ。だからこれは離島で医者をやるなら最低限おさえとく手技だよ」

 

 

ことく「(最低限、、!?)初めてやる手技とかこわくないんですか?」

 

 

院長「その手技に関する本を2〜3冊熟読して、頭の中で何度も何度もイメージトレーニングする!夢に出るまでイメージトレーニングする!そんで、たまに専門の先生がやる瞬間をみることがあったらそれを舐め回すように観察する!そしたらなんでもできるようになるよ!」

 

 

先生はすごすぎた、、

 

そしてお家には29匹の猫を飼ってる先生の診察室は猫の写真だらけです

 

 

 

これはすごい先生に会えた、、
まさしく屋久島徳洲会病院は屋久島の住民の心の拠り所でした

 

うーむ、しかし昔のRPG並みに次から次にすごい先生が出てくるなー
徳洲会って最初はニュースとかになったり昔は医師会と喧嘩してたりとか、あんまりいいイメージ無かったけど

 

実際にきてみると素敵な先生がいたり、島の人達にとっては無くてはならない病院なんだなーとしみじみ思いました

 

徳洲会の「命は平等だ」の理念通り

 

島の患者さんにも都会と同じレベルの医療を提供する徳洲会はやっぱりすごいなと!

 

自分がこれから離島医療をする上で切っても切れない存在だ!

 

いやー、このままRPGみたいにどんどん自分のレベルが上がればいいんだけどなー

 

さあ来週は1人で人口100人の口永良部島の出張診療所で1週間サバイバルしてきます!

 

 

楽しみだー!!

8月屋久島 栗生診療所

こんにちは!鹿児島市医師会病院研修医の小徳羅漢です!

 

8月は屋久島の栗生診療所で研修です!

 

屋久島は学生の時にずっと行きたかったけど、なんやかんや行けず終いになってしまった島で今回行けることになって本当に嬉しい!

 

ということで、小徳は今回は何かと入り用だと思いチャリンコを高速船に乗せて屋久島に行きました!!

 

そして、自転車を漕ぎだしてから栗生が港と真反対にあり、屋久島はめっちゃ坂が多いことに気づき早くも自転車を捨てたくなりました

 

 

この崖から落とせばバスに乗れるのになー、、

 

かんかん照りの中自転車を漕いで何度も熱中症になりながら

 

自転車を走らせると

 

 

温泉が!!

 

しかも混浴!!

 

「※インターネットから引用」

 

 

水着は着用しない!!

 

あまりの温泉のオープンさに観光客らしい若い女子たちは入り口で写真だけ撮って逃げて行きましたが

 

混浴という言葉と熱中症で脳みそが溶けてる小徳はスッポンポンで温泉に飛び込みました!

 

 

そしたら地元のおばあちゃんに

 

「ほれ!隠しなさい!レディーがいるでしょ!私はシャイなんだからね!」

 

とたしなめられたのでちゃんとタオルを巻いて海中温泉を楽しみました

 

海中温泉は地元の漁師さんやおばあちゃんたちの憩いの場所

 

実際女性は温泉用のワンピースを着ていて

 

そんなラッキースケベはありませんでした!

 

猫を散歩するお母さん

 

結局6時間かけてなんとか栗生診療所に到着しました!

 

 

 

しかし、屋久島きて早々に台風に直撃されてほぼ丸2日停電をくらってずっと引きこもっていました!

 

これは台風で男子と女子の囲いが全部無くなった時の湯泊温泉(ここもほぼ混浴)

 

屋久島は知る人ぞ知るヌーディストアイランドでした!!

 

これから1ヶ月遊びも仕事も頑張るぞー!