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cradle to grave

お疲れ様です!鹿児島市医師会病院研修医の小徳羅漢です!!

 

 

新専門医制度がはじまり

 

 
今の研修医2年目の人たちはそろそろ来年から自分が何科になるかを決めなければいけない

 

 

 

小徳はよくばりだから

 

 

 
ゆりかごから墓場までみたい!

 

 

 

全部やりたい!

 

 

 

オーストラリアの
rural GP and obstetrician
(僻地総合診療産科医) の

 

 

 

Ewen先生みたいになりたい!

 

 


ということで

 

 
たまたま9月は精神科で大学だったので

 

 
産婦人科の医局にふらっと行って

 

 

 

小林教授に離島で総合診療+産科医になりたいんですって言ったら

 

 

 

 

快くOKしてくれて

 

 

 

 

とりあえず来年ゲネプロの長崎の上五島12ヶ月+3ヶ月の世界僻地から帰ってきたら

 

 

 

 

鹿児島で産婦人科医として働くことに決めました!!

 

 

 
やっぱり離島で産婦人科医がいないと少子化、高齢化が進む一方!

 

 
かといって、若い人がいないのに産婦人科だけやってても意味がない

 

 

 

 

とういことで、小徳は産婦人科の専門医をとってから総合診療医を目指すことにしました!

 

 
離島から日本の少子化を食い止めよー!

 

 

 

そして、この総合診療+産科医のロールモデルを日本のお手本に

 

 

 

さらには世界のお手本に

 

 

 

離島から世界に!!

 

 

 

まさしく

 

 

 

Think globally, work locally!

 

 
取り急ぎ、ご報告でした!!

MIZU BUKKAKE RON

お疲れ様です!鹿児島市医師会病院研修医の小徳羅漢です!!

 

 

 

大学時代の自分は

 

 

 

何日も寝ずに遊び続けて最終的に体壊してダウンして

 

 

復活したらまた遊び続けて、、を繰り返してたけど
鹿児島に来てから夜には寝て朝は早起きしてお酒もほどほどにまったりした生活をしてて

 
鹿児島という土地のおかげで心も落ち着いたんだなーと思ってたけど

 

 

 

 

先日精神科の先生に聞いた話で
あるところに躁うつ病の人が少ない地域があって
調べてみると、その人たちが飲んでる水のリチウムの値が他のところより高かったらしい(リチウムは躁うつ病の治療薬として使われてる)

 

 

 

だから昔は怪しい祈祷師みたいな人が聖水って言ってそこの水を売ってたらしい

 

 

 

 

確かに『うちの息子が夜な夜な寝ないで隣町でたくさんのいらないものを借金してまで買ってくるんです、絶対狐がついてるんです、、!』

 

 

 

 

 

っていう相談にはその聖水が効いたのかもしれない
へー、そーなんですねーって
その時は聞き流してたけど

 

 

 

 

昨日いつも行ってる近所の温泉の成分表をみたら

 

 

 

 

リチウムが入ってました!

 

 

 

そんで、だいたい小徳は鹿児島にきてから毎日のように飲泉っていって飲む用の温泉水をそこで飲んでたんですよ
『鹿児島にいってからいい意味で変わった』

 

 

 

とか

 

 

 

『あの羅漢さんはどこにいったんですか』
と最近良く言われるようになって

 

 

 

もしかしたら、小徳は躁うつ病気質で

 

 

 

飲泉でリチウムを摂取することで症状が落ち着いてるだけなのかもしれない、、!
もしくは東京という眠らない街が小徳をそうさせてたのかは

 

神のみぞ知るですな

 

 

 

少なくとも、もう小徳は鹿児島の温泉なしでは生きられない、、

 

 

 

躁うつ病気質の人は是非鹿児島の温泉に入りにきてください!

 
お水繋がりでもうひとつ豆知識

 

 

 

屋久島の人は便秘が多い

 

 

それは

 

 

屋久島のお水は超軟水で全然鉱物が入ってなくて
便を柔らかくするマグネシウムも入ってないからみんな便秘になってるらしい

 

 

 

ってのは屋久島徳洲会院長の山本先生が言ってました

 

 

 

 

いつも何気なく飲んでる水も場所ごとに全然違くて面白いですなー

 

 

 

『水は方円の器に従う』

 

 

人は付き合う人や環境によって善くも悪くもなるの意味で

 

 

 

変わったのは水だけじゃなくて、鹿児島にきてから小徳は素敵な出会いがたくさんあって、色んな人に夢を応援してもらえて
本当に感謝しかない

 

 

精神科は一か月と短かったけどとても勉強になりました
疎通の取れない患者さんが最後に挨拶に行ったら笑顔で手紙を書いてくれて

 

 

 
そのあとまた疎通のとれない状態に戻って
暴れてみんなで取り押さえて

 
最後に手紙を渡してくれた時の笑顔のままお別れ出来なかったのは残念だけど

 

 

頑張らなきゃなーと思いました

 

 
来月は米盛病院で2か月間救急の研修です!

 
ドクターヘリに乗れるかなー!楽しみだ!

 
さあ10月もがんばっていきましょー!!

僕の名は

おひさしぶりです!鹿児島市医師会病院研修医の小徳羅漢です!
突然ですが僕の「羅漢」の名前の由来についてお話しします

 

 

 

どこの国の人?

 

 

 

ことくら かん?どこで切るの?

 

 

 

お父さん北斗の拳好きなの?

 

 

 

 

ちかん?やかん?

 

 

こんな感じで自己紹介でいつも渋滞する場所なんですが
実はフランスの精神科医のジャック・ラカンのラカンに

 

 

仏教の阿羅漢さんの羅漢を当てた名前なんです

 

 

ジャック・ラカンは
「無意識は言語のように構造化されており意味生成運動をしている」
など、ちょっとややこしいことを言ってるフロイト派の1人で

 

 

阿羅漢さんは仏陀の教えを理解し教え広めるものらしいです

 

 

小学生のときに校長先生から五百羅漢の写真集をもらいました

 

どちらも偉い人なので名前負けしないようにがんばらんとなー

 

 
そんなこんなで、精神科の申し子の小徳は今月は鹿児島大学病院で精神科の研修をしております!

 

 

 
初めての大学病院での研修

 

 
島の診療所からいきなり大学病院で適応障害起こすかと思ったけど

 

 
大学の精神科の先生たちはみんな明るく優しくて病棟の雰囲気も明るいので
自分の思ってた大学病院のイメージと全然違いました!

 

 
学生の時は、大学に来る患者さんは教科書通りじゃない、複雑な患者さんばかりで苦手意識がありましたが

 

 

研修医になって

 

 

「教科書通りの患者さんはほとんどいない」

 

 

ってことがわかり

 

 
患者さんの多様さを受け止め始めた今日この頃なので

 

 

逆に楽しいです!

 

 

例えば、どんなとこでも良く寝ちゃうナルコレプシーという病気の「情動脱力発作」っていう症状

 

 
教科書的には「笑ったり、泣いたりなどの強い感情が出た時に足の力が入らないなどの脱力発作が起きる」って書いてあるけども
患者さんの中には

 

 

「焦ってる時に赤信号を待ってて、いざ青信号になったときに歩き出そうとしたら足がカクッとなる」

 

とか

 

 

「バレーボールしててスパイクを決めて、よっしゃーって仲間とハイタッチした時だけカクッとなる」

 

 

とか

 

 

「焦り」とか「喜び」みたいにそんなに強くなさそうな感情とかでも出るんだー

 

 
とか、色んな患者さんがいて勉強になります

 

 
遊んでばっかの学生の時はカンファばっかりだったり、専門が細分化されてる大学病院が苦手だったけど

 

 

勉強がしたいって思ってから大学に行くと
毎日のように色んな勉強会があったり、シミュレーターがあったり、専門家の先生に質問できたり、勉強するのにはとてもいい環境だなーと思いました!

 

消化管シミュレーター

 

 

 
でも、こうやって大学の有り難さがわかるのも、臨床に出て色んな患者さんと触れ合って、自分の力不足を実感できたからだと思う

 

 

 
だから、学生とか研修医のはじめのうちから大学病院にいるより、地域とかで臨床をいっぱいして

 

 

 
力不足な場所がわかったり、医学的な疑問が浮かんだら大学に戻って勉強して

 

 

また臨床に戻って

 

 

また、大学に戻って、、
って繰り返してくのが一番いい循環だろうなーと思いました

 

 

ということで、1ヶ月と短いですががんばるぞー!

 

 

精神科を回るときにオススメの映画を紹介して終わります

 

 

 

『レナードの朝』

臨床も研究も患者さんがあってこそ!
ロバートデニーロが相変わらずいい男です!

 

 

『17歳のカルテ』

パーソナリティー障害の女の子の話
主題歌のDOWNTOWNが良いですなー

 

 

スポーツの秋、芸術の秋、勉強の秋、、あなたはどんな秋?

 

 

ここでアイドルは「食欲の秋!」と元気よく答えると好感度が上がります!

 

ではまた!!