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グローカルに生きる

  1. あけましておめでとうございます!!
    鹿児島市医師会病院研修医の小徳羅漢です!

 


今年も良い一年にしましょー!!

 

 

 

 

今日は4月からのゲネプロのRural Generalist Program Japanの説明会で東京にきております!

 


ゲネプロの同期は全部で12人
総合診療医、循環器内科医、泌尿器科医、

 

 

僕と同じ研修医の先生からベテランの先生まで様々なバックグラウンドの人たちが参加することが決まりました!!

 

 

 

 

 
みんなそれぞれ来年度から日本の離島、僻地で1年間研修、その後世界の僻地、オーストラリアのクイーンズランドやモンゴルなどで3ヶ月の研修を行います

 

 

 

 

 

今年の二期生の研修病院は

 

 

 

 

僕が来年度から働く長崎県上五島病院

 

 

 

千葉県島田総合病院

 

 

 

高知県大井田病院

 

 

 

親父の背中プログラムの島根県益田市医師会病院

 

 

 

の4つです

 

 

 

 
上五島病院の八坂院長もきてくださいました!

 

 


ゲネプロ代表の斉藤先生も八坂院長も島田総合病院も大井田病院も益田市医師会病院もみんな志は一緒で

 

 


日本の医師偏在、地域医療の問題に対してずっと頭を悩ませていて

 

 

 

 

 

 

どうやったら若い医師が地域医療に興味を持ってくれるか
どうやったら地域でも闘える医師を育てられるか

 

 

 

 

僻地に行っても最先端の医療を学び続けられる持続可能な学習システムとは

 

 

 

 

1人の僻地医を消耗させて使い捨てのようにするのではなく、半永久的に持続可能な地域医療を行うシステムとは

 

 

 

 

 

 

 

そして、『地方』対『都会』の戦いではなく
地方と都会のギャップを埋め

 

 

 

 

日本が世界に医療を発信できるようにするには

 

 

 
そんな同じ悩みをもち各地域で奮闘していた院長や斉藤先生が出会って、作られていったゲネプロのRural Generalist Program Japan

 

 

 


斉藤先生がオーストラリアのACRRM(オーストラリア僻地医療学会)に協力をいただいて実現しました

 

 

 

写真右 オーストラリアのRuralGPの医学教育担当のDr.ロナルド

日本が大好きで毎年来日していて日本語も上手だし書道が達筆!偉い人なのに気さくー!!

 

 

写真左 ジャスミンは僕たちの英語の先生!普段は沖縄で日本食と長寿について研究していて英語だけじゃなくてオーストラリアの文化とかも教えてくれる!

 

 

 

 

こうやってみると見ると神様が彫刻家だとして俺の顔手抜いてないか?大丈夫?

 

 

 

 

 

 
八坂院長は

 

 
離島でありながら常に最新の機器や医療を島民に提供し続けて

 

 

 

 

ミャンマーに手術にいったり

 

 

 

 

 

ジャパンハートで看護師さんを育てて海外に派遣したり

 

 

 
ミャンマーの介護士さんを島に雇用しようとしてたり

 

 

 

 
まさしくThink globally, work locallyな人で

 

 

 
グローバルとローカルでグローカルだ!ガッハッハ!と豪傑な九州男児です!

 

 

 
熱いなー!

 

 

 

熱いよー!

 

 

 

地域医療!

 

 

 

 

2018年グローカルに生きますか!!

 

 

 

 

今年もよろしくお願いします!!

戯言スピーカー

鹿児島市医師会病院研修医の小徳です!
小徳は縁もゆかりもない鹿児島で、しかも研修医が毎年1人入るか入らないかの鹿児島でもちょっとマイナー系の鹿児島市医師会病院で研修をしています

 

 
でも

 

 
2年間めっちゃ楽しかったし、いろんな経験できて、自由奔放に研修ができて、個人的に最高だったと思ってます!

 

 
想像してた100倍最高な研修だった!

 

 

 

 

 

てのを、伝え続けて

 
なんと、来年2人の研修医がマッチングしてくださいました!

 

いえーい!!

 

 

 

 

 

しかし!!

 

 

 
小徳にとって最高な研修だったけど

 

 

 

 

これがどの研修医がきても

 

 

 

医師会病院で研修できて最高だったぜ!!
って言ってくれるのか!

 

 

 

 

 

やっぱり科学は再現性が大事ですからね!
某スタ○プ細胞みたいになってしまいますからね!
どんな研修医がきても

 

 

 

最高だったぜ!!
って言ってもらえるようにしたい!!

 

 

 

 

 

正直鹿児島にはたくさんの市中病院があって、いろんな病院があの手この手の魅力的な勧誘で研修医を募集してます

 
じゃあどんな目玉企画で医師会病院は生き残っていくのか
キーワードは「世界」と「総合診療」だと思うんですよ

 

 

 

 

 

国際化の波は進んでおります

 

 

 
年々鹿児島にも中国や東南アジア、世界中からの観光客が増えてきております

 

 
世界で闘える医者を育てるのは次の日本医師会の使命だとは思いませんかね?

 

 

 

 
そして次に、最近新専門医制度などで色々話題の総合診療医

 

 

 

 

 

 

近年高齢化が進む中で、沢山の疾患とバックグラウンドを抱えたお年寄りを支え、総合的に患者を診ることができる総合診療医が求められています

 

 
さあ、そんな2つのキーワードを解決してくれる

2つの病院の取り組みを紹介しましょう!!

 

 

 

 

 

1つ目は
来年僕が働く長崎の上五島病院の
「チーム・ながさき」プロジェクト

 

https://www.nhags.jp/menu01/
去年僕がカンボジアに行ったジャパンハートと長崎の離島僻地の病院のコラボレーションです!

 

 

 

主に看護師さんや助産師さんが参加してるプログラムなんですけど

 

 

 

今の日本は国際協力をして日本に帰ってきても働ける病院が少ないのが現状

 

 

 

そして国際協力するのにもお金がかかる

 

 

 

 

それを、少し本土よりお給料の高い離島で働いて積み立てて国際協力で使うことができる

 
長期の国際協力もできるし、いつでもまたその病院で働けるという画期的なシステム

 

 
2つ目は
島根県益田市医師会病院の

 

「親父の背中プログラム」

「親父の背中」プログラム


鹿児島と同じで人口流出県の島根県が若手の医者を地域で育てようとするプログラムで

 

 

 

 

開業医のベテラン達にマンツーマンで教えてもらいながら総合診療医になるための技術を学べるプログラム

 

 

 

 

 

開業医の総合力と専門分野の匠とも言える技術力を若いうちから学べるのは本当にすごい企画

 

 

 

 

 

まさしく親父の背中を見て若者が育つプログラム

 

 

 

 

 

 

 

こんな2つのプログラムを真似て

 
鹿児島市医師会病院も

一年目の最後の1週間、二年目に1ヶ月間とかジャパンハートに参加できるようにして

 

 

 

 

 

鹿児島の色んな開業医の先生のもとで手技を学ばせてもらえる

 

 

 

 

将来開業したいとか、国際協力をしたいっていう若手の医師が集まる

 

 

 

 

 

 

そんな研修を医師会病院がやったらいいのになー

 

 

 
海外での医療も離島医療も百聞は一見にしかず

 

 
若い人にもっともっと見てもらいたい!

 
自分の今いる場所が世界の中心じゃないんだよーって知ってもらいたい!

 

 
長くなりました!研修医の戯言でした!