種子島「宇宙に最も近い島」
おつかれさまです!!すっかり暑いですね!!
7月小徳は種子島、8月は屋久島で研修です!
全然準備してなかったので、出発当日の朝2ヶ月分の荷物を詰めて(当然種子島なので愛子ちゃんは連れて行きます)
ドルフィンポートから高速船に乗って出発です!!
高速船ロケットに乗ること90分
青い海、、白い砂浜、、
種子島には昔から、河童がいるみたいですねー
いましたいました、紫外線と不規則な生活で将来河童になることが約束された日本一海が似合わない河童予備軍が
「龍馬、海という字には母があります。いつでも母は龍馬の中にいますからね」
母ちゃん、、
と、一通り浮かれ倒したので
種子島医療センターでの研修のお話をします
とにかく、自由にやりたいことをやって良いよと言われたので
総合診療、救急を中心に
訪問看護とか、退院前家屋調査などをこの一週間やらせてもらいました
家屋調査では
家族やソーシャルワーカー、リハビリ、ケアマネージャーの方が一緒に退院前の患者さんのお家に訪問し、入院の原因となった転んだ場所を調査しバリアフリー化についての話し合いをしたり
普段の食事や買い物の方法まで、実際にお家にいって問題点を解決していきます
調査の途中で患者さんがよく通っていた「いきいきクラブ」ってゆうクラブから大勢の種子島のギャル達が出てきました
そして大量の野菜と安納芋とみかんをいただきました
とっても可愛かったです
ギャル達にも流行があるみたいで、孫とかが危ないから手押し車を買ってあげようとしたけど
ギャルの間では「手押し車とかダサクね」みたいな空気になってるらしくて恥ずかしくて買えないみたいです
90歳のおばあちゃん達が杖を使わずに鍬を杖代わりに歩いてるのをみると格好いいなあと思いました
「いきいきクラブ」は六本木や新宿のクラブよりも刺激的なクラブでした
そして夜は心筋梗塞の患者さんがきたりしますが、この島には循環器の先生は一人しかいないのです
この緊急カテのチームはドクター1人+看護師数名+技師さんです
一人でやる先生もすごいけど、看護師さんたちがすごい!!
島の看護師さんは手術の機械出し、麻酔、外来、カテなどを全部やってて本当にすごい!!
まだ、一週間しか経ってないけど、とても濃ゆいです!
さあさあ、今週もがんばっていきましょう!!
これからAI(人工知能)が開発されて記憶力や計算力が「頭のいい人」の時代ではなくなります
大事なことは「正しい考え方を身につける」こと
そのためにも、小さな世界から飛び出して色んな人の考え方を学びにいこう!!
出木杉サイクル
子供が真似するでしょ!
って言葉は良く耳にします
子供が真似しちゃいけないことをし続けて大人になりました、鹿児島市医師会病院研修医の小徳羅漢です!
そー、子供は大人の真似をする
子供だけじゃなく大人もすぐ真似しちゃうんです
でも『学ぶ』の語源は『まねぶ』
つまり真似することから来てるらしい
真似することで僕たちは常に学習してるんです
自分が身につけたいことがあったらまずは師匠を真似る
師匠のやる姿を後ろから見て、まずは自分で試行錯誤しながら真似してみる
師匠の動きを見て「なんで?」と思ったら師匠に聞くのが一番
教科書とかの文献で理論を勉強すると自分で「なぜ?」と思わなかったことも実は理由があったりして動きに重みが出る
次に実際にやってみる
ある程度できるようになったら
次は誰かに教えてみる
そうすると教える中で自分の足りないところに気づく
さらに深みが増す
人に教えることが一番学習効果が高いらしい!
だから、頭が良くてみんなに質問されるキャラは常に頭いいんだろうなー
だから、この頭のいい人は常に頭が良くなるサイクルを『出木杉サイクル』と呼ぶのはどうでしょうか?
もともと小徳は教科書読み始めると秒で寝てしまうので
研修医1年間で読み終わった教科書?は、もやしもんの「絵でわかる感染症」くらいでした
「積ん読」が溜まってます、、
なので、最近小徳はこんな勉強をはじめてみました
医師会病院は研修医が僕だけなので教える後輩はいないんですが
将来可愛い後輩や可愛い学生さんに教えることを想定して
教科書をパワーポイントにまとめて、いつでも発表できるようにしとく
っていう勉強法です
これで、頭が悪いから誰にも質問されない小徳でも出木杉君と同じ学習効果が得られるのです
線を引くだけとか、ただ、知識を詰め込むんじゃなくて
聞いた人がどう思うかとか
考えながら読んで、まとめるから、全然眠くならない!
しかも、重い教科書何冊分もの必要なとこだけの知識がUSBに全部入っちゃうんだから、こんないいことない!
ということで、勉強が嫌いな人におすすめの勉強法でした!
今週でのぼり病院での研修が終わります
のぼり病院では帝王切開含め40件近くのお産を経験することが出来ました
1ヶ月前の自分は、もし飛行機とかで妊婦さんが産気づいてしまったら、あたふたしたかもしれませんが
今はオールウェイズ三丁目の夕陽の森山未來みたいに「専門ではありませんが、産科の覚えはあります」って言って対応できるくらいの自信はついたかもです!
ただ、やっぱりお産は怖いし、大変だし、助産師さんや高度な医療機関からの密接なバックアップがないと、とても1人でできるものではないなと実感しました!
それがわかっただけでもとても、実りある研修でした!
さー!7月は、鉄砲伝来の地、JAXAがあり『日本で宇宙に一番近い島』、おやすみプンプンでプンプンと愛子ちゃんが最後にたどり着いた島
種子島での研修です!
いえーい!!Dr.コトーク、また、島に行きます!!