世界では離島医療、へき地医療が熱い!?
G’day mate !!
上五島病院内科の小徳です!!
上五島から出て
赤道を越え
小徳は今オーストラリアのブリスベンに来ています!
今回はゲネプロのプログラムの1つ
『海外のへき地医療学会、勉強会に参加する』
ということで小徳はRDAQ2018に参加しにきました!!
RDAQは
Rural Doctors Association of Queenslandの略で
オーストラリアの広大な土地を支えるruralジェネラリスト達の学会です!
ゲネプロ代表の斎藤先生、同期の千葉県島田病院の松本先生、簡野先生、1期生の森田先生も今回は一緒です
真ん中の方はオーストラリアで実際にGPとして働いている芳賀先生!
小徳は初めての海外での学会でしたが
端的に言って
オーストラリアでかすぎ!
オーストラリア人優し過ぎ!
レストランでお金ないからお水頼んだら「ビューティフル!」って言われました!
へき地医療熱すぎ!
カンガルーふわふわ!!可愛すぎ!!
美容室多すぎ!!(20$で切ってもらいました)
City Cycle便利過ぎ!!ヘルメットダサ過ぎ!!
でした!
学会には医学部の2〜3年生とかも参加していて
将来はrural GP(へき地総合診療医)になる!
って子が沢山いました
星が綺麗で海が綺麗な場所で働きたい!とか
実家がアボリジニーだから将来家族のために働く!とか
GPだったらどこでも働けるし引っ張りだこだから!とか
理由は様々でしたが
学生も研修医も偉い先生も元気で明るくて、コミュ力と人間力が強すぎました!
学会最後の夜のパーティーでは(毎晩学会主催のパーティーがありました)地域医療を頑張ってる先生や学生への表彰があって
rural GPが「へき地医療最高だぜ!」って感じの才能の塊の様なオリジナルソングを歌って
学会の1番偉い先生とかがステージの1番前で汗だくになって踊り狂ってました
オーストラリアすごい!熱い!
学会の発表内容も一部の専門的な人にしか解らない様な頭の固い内容じゃなくて
「火星に生命はいるのか?宇宙でのへき地医療」的なぶっ飛んだ話から
「 GPの働き方」とか GPのライフプランニングの話だったり
発表中も参加してる学生をいじったり、教育的配慮があって
rural GPのアカデミックな研究の話だったり
とてもアットホームだけど内容が幅広かったです
どうしても地域医療、離島医療をしてるとその地域に閉じこもってしまいがちになるけども
こうやって年に1回とか2回とか日本中の離島医療、へき地医療を頑張ってる先生や学生が集まってお話ししたり
馬鹿みたいにパーティーするだけでも楽しいし
RDAJ(Rural Doctors Association of Japan)が出来たらもっともっと日本の離島医療、へき地医療は楽しくなるのになー!
何はともあれ、とても濃厚な一週間でした!
最後に広大なオーストラリアの僻地医療を90年前から空を使って支えたRFDS(Royal Flying Doctor Service)の創設者John Flynnの言葉で締めます
”If you start something worthwhile-nothing can stop it.”
困っている人がいる限り、僕たちのやるべきことは無くなりませんね!