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僕の名は

おひさしぶりです!鹿児島市医師会病院研修医の小徳羅漢です!
突然ですが僕の「羅漢」の名前の由来についてお話しします

 

 

 

どこの国の人?

 

 

 

ことくら かん?どこで切るの?

 

 

 

お父さん北斗の拳好きなの?

 

 

 

 

ちかん?やかん?

 

 

こんな感じで自己紹介でいつも渋滞する場所なんですが
実はフランスの精神科医のジャック・ラカンのラカンに

 

 

仏教の阿羅漢さんの羅漢を当てた名前なんです

 

 

ジャック・ラカンは
「無意識は言語のように構造化されており意味生成運動をしている」
など、ちょっとややこしいことを言ってるフロイト派の1人で

 

 

阿羅漢さんは仏陀の教えを理解し教え広めるものらしいです

 

 

小学生のときに校長先生から五百羅漢の写真集をもらいました

 

どちらも偉い人なので名前負けしないようにがんばらんとなー

 

 
そんなこんなで、精神科の申し子の小徳は今月は鹿児島大学病院で精神科の研修をしております!

 

 

 
初めての大学病院での研修

 

 
島の診療所からいきなり大学病院で適応障害起こすかと思ったけど

 

 
大学の精神科の先生たちはみんな明るく優しくて病棟の雰囲気も明るいので
自分の思ってた大学病院のイメージと全然違いました!

 

 
学生の時は、大学に来る患者さんは教科書通りじゃない、複雑な患者さんばかりで苦手意識がありましたが

 

 

研修医になって

 

 

「教科書通りの患者さんはほとんどいない」

 

 

ってことがわかり

 

 
患者さんの多様さを受け止め始めた今日この頃なので

 

 

逆に楽しいです!

 

 

例えば、どんなとこでも良く寝ちゃうナルコレプシーという病気の「情動脱力発作」っていう症状

 

 
教科書的には「笑ったり、泣いたりなどの強い感情が出た時に足の力が入らないなどの脱力発作が起きる」って書いてあるけども
患者さんの中には

 

 

「焦ってる時に赤信号を待ってて、いざ青信号になったときに歩き出そうとしたら足がカクッとなる」

 

とか

 

 

「バレーボールしててスパイクを決めて、よっしゃーって仲間とハイタッチした時だけカクッとなる」

 

 

とか

 

 

「焦り」とか「喜び」みたいにそんなに強くなさそうな感情とかでも出るんだー

 

 
とか、色んな患者さんがいて勉強になります

 

 
遊んでばっかの学生の時はカンファばっかりだったり、専門が細分化されてる大学病院が苦手だったけど

 

 

勉強がしたいって思ってから大学に行くと
毎日のように色んな勉強会があったり、シミュレーターがあったり、専門家の先生に質問できたり、勉強するのにはとてもいい環境だなーと思いました!

 

消化管シミュレーター

 

 

 
でも、こうやって大学の有り難さがわかるのも、臨床に出て色んな患者さんと触れ合って、自分の力不足を実感できたからだと思う

 

 

 
だから、学生とか研修医のはじめのうちから大学病院にいるより、地域とかで臨床をいっぱいして

 

 

 
力不足な場所がわかったり、医学的な疑問が浮かんだら大学に戻って勉強して

 

 

また臨床に戻って

 

 

また、大学に戻って、、
って繰り返してくのが一番いい循環だろうなーと思いました

 

 

ということで、1ヶ月と短いですががんばるぞー!

 

 

精神科を回るときにオススメの映画を紹介して終わります

 

 

 

『レナードの朝』

臨床も研究も患者さんがあってこそ!
ロバートデニーロが相変わらずいい男です!

 

 

『17歳のカルテ』

パーソナリティー障害の女の子の話
主題歌のDOWNTOWNが良いですなー

 

 

スポーツの秋、芸術の秋、勉強の秋、、あなたはどんな秋?

 

 

ここでアイドルは「食欲の秋!」と元気よく答えると好感度が上がります!

 

ではまた!!