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鹿児島マラソン

こんにちは!鹿児島市医師会病院研修医の小徳です!

3月5日は鹿児島マラソンでした!

小徳はドクターランナーとして参加させていただきました!!

ドクターランナーは参加者がマラソン中に心停止になった時に心臓マッサージをしたりなどの初期対応を任されています

実は小徳、フルマラソンは一昨年のホノルルマラソンしか走ったことないというブルジョワなので完全にフルマラソンをなめてました

しかも3月だってのに朝からポツポツ降り始め、めちゃ寒かったです

でも街頭の人たちが雨の中にも関わらず、応援してくれて心はポカポカになりました

21キロまでは元気で、大雨になりだしてビショビショになってもわりと楽しく走れてました

安納芋とかさつま揚げとか豚の味噌焼きとか、鹿児島の地のものの給食を食べながら楽しく走ってたんですが

26キロくらいから足がつりはじめて

死んだ顔で走ってたら街頭の人たちに「ほれ、救護の先生がんばれ!」など声かけていただき


マッサージの人おかげでまた頑張ろうと走り出したところ

道の脇で動けなくなってる人と係りの人がいました

これは救護の出番だ!と駆け寄り話をきくと、どうやらこの雨で低体温症になっている様子でした

低体温症はただ体温が下がるだけではなく、重症だと致死性の不整脈が出たりと、恐ろしい病気です

救急車は呼んだけれどもランナーが沢山走ってるため中々救急車が来れず、近くの人に傘をかりて、係りの人と2人でおじさんの背中をサスサスするしかできませんでした

救急車が来た頃には僕の体も冷え切り、走ってる間忘れてた身体中の関節と筋肉が悲鳴をあげ、体が震え出して

心の中で救急車の人に「僕も乗せて、、」と言おうとした瞬間扉は閉められ

震えながらひたすら温泉とラーメンのことを考えながら1番近くの救護所に逃げ込みました

救護所は同じく低体温症の人ばかりで地獄絵図でした

僕はそっとゼッケンの「救護」の文字を隠しながら1人の低体温症患者として助けていただきました

救護のみなさんありがとうございました!

リタイア者収容車に回収されて無事帰り着きました

願いは叶い、いつもの中村温泉に入り、イオンで我流風ラーメンを食べてたっぷり寝ました!

朝一の高速船に乗って今甑島にかえってきました!

身体中が痛いけど今週も頑張りましょー/(^o^)\