お注射先生
みなさんこんにちは!小徳です!
夏が終わって、なんだか悲しいですね。
小徳は小学5年生まで茨城県の瓜連町という(今は合併されて那珂市になった)小さな町で育ちました。
周りは田んぼと畑に囲まれていて、小徳は夏も冬もザリガニを取って遊んでました。
この町にある小さな診療所の先生は、予防接種のたびに学校に来るので、学校の友達からは『お注射先生』と呼ばれて恐がられていました。
でも、そんな先生は僕の友達が骨折した時はギプスを巻いて、僕が風邪の時は点滴をしてくれました。
近くの老人ホームには自転車で往診に行っていました。
学校の検診の時、聴診が終わった後にみんなの背中を『はい、終わり!』と言って、『バシンッ』と背中を叩く。
僕の時は、他の友達よりずっと強く叩くので、僕の背中は検診の後は大きな手の形に真っ赤になりました。
大きな手の跡は、痛いし、恥ずかしいけど、自分だけ特別な勲章を貰った様で誇らしいような気持ちでした。
小徳は小学5年生の時に神奈川に引っ越したけど、今もその診療所はあります。
お注射先生は、現在認知症になっても幸せに暮らせる町づくりをしています。
お年寄りの方と映画を作ったり、料理をしたり、たまにギターを弾きながら一緒に歌ったり。
そう、この『お注射先生』が僕の父です。
僕が医師を志す理由となった最初の憧れの人です。
そして、小徳は8月に入ってから毎月父の診療所を手伝うことにしました。
鹿児島の金曜日朝一の飛行機に乗って、昼から診療所ベースでの総合診療の外来の修練をしています。
父は総合診療プラス精神科なので、普段大学で婦人科だけ見てる自分にとっては、総合診療を月に1回実践する良い機会で、やっぱりプライマリケアは楽しいです!!
小徳はこの27年間で、沢山お世話になった人や場所が出来ました。
多動気味の小徳はもっと色んな場所を訪れたいと思いつつも、少し自分の容量以上のステキな出会いをし過ぎて、消化不良になってる気がします。
本当は一人一人にお手紙を書いたり、お礼のメッセージを送ったり、実際に会いに行ったり、病院だったら手伝いに行ったりしたいなぁと思いつつ、
リビングには書こうと思って買ったけど、封を破ってない絵葉書が1ヶ月置いてある。
産婦人科の専門を取ったら、残りの人生は離島、僻地医療を研究して、離島医療に関するブログと論文を書きながら、世の中や政府にやんややんや言う、小うるさい人になって、今まで出会った人に「ありがとう」を伝えることに沢山時間を使うのんびりとした生活がしたいよパトラッシュ
だって、大きな山を登っても、一緒にその頂上から素敵な景色を見る仲間が居なかったら寂しいだろスヌーピー?
そのためには、早く論文を書く力が欲しいよドラえもーーん!!
自分にだけ見える問題と解決策があるなら進むだけだ。
Since August, I have visited and helped my father at his clinic in Ibaraki prefecture monthly.
The working with my first hero is so rewarding!!
I will spend the rest of my life for appreciating people I have ever met and pursuing my dream.
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