fermented island medicine
ちょっとオーストラリアでステーキばかり食べ過ぎて胃もたれしてる小徳はこの前、姉ちゃんの結婚式のためにエクストリーム凱旋帰国しました。
姉ちゃんおめでとう。
そんで、久しぶりに味噌汁を飲んだ時に。
『うまー、、。日本食うまー、、。胃に優しいー!!出汁うまー!!』
ってなりました。
小徳は常々、日本の離島医療の危機!!的な話をしたり、離島医療をやりたい若者が少ない!とか嘆いてたりして、『これだから最近の若者は、、』とか若者の注意を引きたくて、逆に煙たがられるおじいちゃんみたいな話し方になってますが、、、
今回は違います!
日本の離島医療って今最高に発酵が進んでて、お酒で言うとめっちゃ熟成されてて、通な人には『深みがあってまろやか!上手い!!』って感じのところまで来てると思うんですよ。
例えば、与論島のパナウル診療所の古川先生!
小さな診療所には患者さんが自由に借りれる沢山の本が置いてあったり、島民に向けて体操教室や英会話教室を開いたり
身体だけじゃなく、心も頭もマルッと健康にしてしまう古川先生の離島医療の奥深さ。うまー!!
しかも、予防医学に力入れていて、病気になる前から島民の健康維持しているから医療費が全然かからない!
予防医学で言うと、沖縄の竹富診療所の石橋先生は言わば若きカリスマ職人で
竹富町という300人あまりの島の住民の健康状態を数値的に分析し、何が問題かを地域住民や行政と話し合い予防医学に徹底的に取り組み
なんと島民の喫煙率を40パーセント近く減らしたり、毎年6-7件近くあった脳梗塞や心筋梗塞などの救急搬送も3-4年で0件に減りました。
そんな石橋先生は2017年に健康寿命のばそうアワードで厚生労働大臣最優秀賞を受賞されました。
どちらの島も小徳は行ったことがないですが、リスペクトしていて、そんな風に島を美味しく発酵させたいと思っています。
西洋文明が来る前の日本人は
お国が税金で米は持ってっちゃうし、お肉は食べちゃダメって言うし、、
大豆でも米でも魚でも何でも発酵させて、収穫の時期を過ぎた穀物を次の収穫の時期まで食べ繋げるような工夫をしてきたんですよ。
発酵食品って、その土地にあるものを使った、持続可能で、自給自足の生活をするための先人の知恵。
しかも、健康に良いし、栄養満点。
日本の離島医療を英語の論文でバンバン世界に発信したら、日本の発酵食品みたいに海外の離島医療のコアなファンからめっちゃウケるんじゃないですかね?
それで、オーストラリアのruralGPという高品質な離島、僻地医療を常に生産し続けるシステムと、この美味しくて健康的な日本の離島医療がミックスされて、お洒落にパッケージしてあって、お洒落なお店に売ってたら買いますよね?
もはや離島医療はサブカルチャーってより、こう生きたい、よく生きるってこういうことでしょ?的なカウンターカルチャーだと思うんですよ!
これから、日本の僻地、めっちゃ健康で美味しくなっちゃうんじゃないですかね?
しかも、めっちゃ医療費安くてすみますよ?聞こえてます?国の偉い人?
そんなこんなで、日本食を食べて一気に元気になった小徳は木曜島での最高な研修を終え、次はcooktownです!!
そして、告知ですが7/27にそんな古川先生が年に1回行う離島医療塾が鹿児島であります!!
小徳は今年初参戦!!楽しみー!!
逆に、離島医療は興味ないけど、発酵食品に興味湧いたって方は渋谷ヒカリエでFermentaton Tourism Nipponがやってますので行けないコトク の代わりに行って来てください。