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小徳の社会的処方箋:みなみのコーヒー

人を元気にするのは、薬だけでしょうか。


たとえば、
芳ばしく香る 淹れたての「コーヒー」
時間を忘れて 夢中で読み切る「本」
居心地のいい場でくつろぐ「時間」
新しい出逢い、繋がる「人」


ほかにもいろいろ。


みなみの「 」プロジェクトから引用

ある日、一通のメッセージが届きました。

「社会的処方」とは「孤立という病を、地域のつながりで治す方法」です。

社会的処方をしてみたいけど、やり方、始め方が解らなかった小徳にとってめっちゃ面白くて一気に読み終わりました。

この本を読み終えると、僕はメッセージの主のもとに会いに行きました。

原崎大作先生です。

https://tenon.site/2019/10/28/harazaki/から引用

原崎先生はどんな人かよく分かるのが、このTED×長崎大学の動画です!

みなみの薬局では、薬局の待ち時間、休日といった余白に
ヒト・モノ・コトを掛け合わせて
とっておきの薬をつくっています。

小徳はいつもみなみの薬局は色々やってていいなー、楽しそうだなーって思ってて

奥さんに「俺も社会的処方したい!仕事やめたい!」ってわがまま言ってたところ

原崎先生から「うちで何でもして良いよ」とお誘いいただきました

「小徳はそしたらエスプレッソマシーンでコーヒーを淹れます(奥さんが←)!!」

「知り合いの看護師さんがチーズケーキ焼いたから出すって」とトントン拍子にお話が進み

二ノ宮さんの絶品チーズケーキ

2/29に「みなみのコーヒー」として小徳初めての社会的処方をすることになりました!

社会的処方のCMを作ろう!と思い、小徳は下手くそな絵コンテを描いて

前の週に実験的にコーヒーを淹れていました。

通りがかりの人が「ここは薬局じゃなかったけー?」と不思議そうな顔をしていました。

そしたら、近所のおじいさんもコーヒーを飲みにきてくれて

んー、どこかで見たことあるなー、、

絵コンテのおじーさん!!

素敵な役者さんが自分から来てくださり、動画を作ることができました。

当日は、生憎の雨でしたが沢山の人が来てくれて、コーヒーを飲みながら笑って、みんなが繋がっていくのを見ると、やって良かったなあと思いました。

近所の絵コンテのおじいさんもまた来てくれました!

最初は、「これは社会的処方だ!この活動が地域の孤独を癒すんだ!」と意気込んで始めた活動でしたが、終わってみて気づいたのは、自分の心が逆に救われたことでした。

来てくれた人の中には、同じ様な活動をされていたり、活動をしてみたいけど僕と同じ様に迷っている人がいたり、自分も一人じゃないと気づけました。

企画から全部手伝ってくれたゆずちゃんありがとう!!

そんな中で、今度はこんなことしてみたい!とか、これやってみよう!って話が出てきて、また活動の輪が広がっていくのを感じました。

次回は、みなみの金曜ロードショーです!!

映画を観ながら語りましょー!!

小徳の社会的処方箋:No.1


活動名:みなみの「  」プロジェクト


適応世代:全世代
性質

Factory→地域のプレーヤーが実験的に実践する場所

Store & Linkage→原崎先生に相談すれば大体の悩みは解消される


こういう人がつながれる:

何か面白いことがしてみたい、趣味が趣味の領域を超えてしまった人達、話すことが好きな人

社会的処方 リンクワーカーの目より

暗い地下室で病まないでください

救急外来に若い女の子が過呼吸で来ました。


彼女は島を高校卒業と同時に出て、大きな街で事務職員として働き始めました。

夜道で引ったくりにあってから、過呼吸発作が出現するようになり仕事も休みがちになり、数年前に島に帰って来ました。


現在、お母さんと2人で暮らしていて、少しずつお母さんの職場でお母さんの仕事の手伝いをするようになりました。
人前に出ると過呼吸発作が起きてしまうから、暗い地下室でなるべく人に会わないように、静かに仕事をしています。

この島には月に一回精神科の先生が来るから、色んな種類の眠剤と抗不安薬を処方してもらっているけど、今でも暗い夜道を一人で歩くと、とてつもなく不安な気持ちになります。

まだ、20代前半の彼女はいつまでこの生活を続けるのだろうか?


いつかその暗い地下室から出て、普通にオシャレして、笑いながら友達と過ごす日は来るのだろうか?

もし、あの時引ったくりにあっていなかったら彼女の人生は違ったのだろうか?
もし、もう少し治安の良い街にアパートを借りれたら引ったくりにあわなかっただろうか?
もし、お母さんがお父さんと離婚していなかったら違っただろうか?

、、、

しばらく救急外来で休んで、過呼吸が治った彼女は、また暗い地下室と家を往復する生活に戻って行きました。

彼女は生まれてこの方、何も悪いことなどしていませんが、様々な要因が今の彼女の人生を形成しています。

ちなみに、この彼女も、島も、実在しません。

しかし、色んな島や地域で似たような患者さんに出会います。ひと時の傾聴と抗不安薬を処方するだけの自分に無力感を感じない医師はいないはずです。

離島や田舎に生まれたから不健康になる、良い職業に就けない、良い暮らしが出来ない。そんな時代は僕らの時代で終わらせなければいけません。

ITのおかげで世界のどこにいても、世界中の授業をスマホで受けれて、クリックひとつで欲しいものが明日にはネットで届くのです。

離島だろうが、田舎だろうが、僕らは何にでもなれる。何でもできるはずです。

そして、僕たち医療者は、患者さんの病気になった『原因の原因』を知ろう。そして、何かしよう。

北欧にはこんな言葉があります。

『何かやろう。もっとやろう。もっとうまくやろう。』

そして、そんな病気になっても幸せな社会を作るのは、僕ら医療者だけでは当然不十分です。

市民の一人一人が隣の人に、『社会的処方箋』を渡して行くそんな世界は素晴らしくないですか?

社会的処方 西 智弘先生

『原因の原因』は何でしょうか?元世界医師会長のマーモット先生は医師人生をかけて、証明し、言葉で、数字で表現しました。

健康格差 マイケル・マーモット先生

僕らにも、何かできることがあるはずです。

『何かやろう。もっとやろう。もっとうまくやろう。』